次の図は D → Dm → C# → F#m (IV → IVm → III → VIm) というよくある進行にテンションがちょっと付いたものである。
これのメロディが以下のようになっていて、
下図で色を付けた部分が、同じ音なのに二通りの表記がなされている。というのも、最初の f は Dm (IVm) の和音の三度の音なので f♮ となり、その次の小節の f は C# (III) の和音の三度の音なので e# となっているのだ。
いや、ちょっと待った、そんなことして本当に良いのか!?
いや、全然良いんだけれど、連続した二小節でこんなことが起きるとちょっと不安になってしまう。という新鮮な驚きでした。
じゃあ、それぞれの時点でのスケールは何なのか? とかまで考え始めると一生話が終わらなそうなので、今回の話はここまで!


