近所のお祭りに行った

近所でお祭りがある日だったので、家を出たついでにちょっとだけ様子を見てきた。そこで、いちごみんとちょこが流れているのが数秒だけ見えた。インターネットで話題になるのは時々見るけれど、現実で見るのは久しぶりだったので新鮮味があった。こうやって今でも流してくれる人が居て、みんなの中で自分はまだ死んでないんだ、と思って嬉しくなってしまった。

他にも、自分が作ったロゴがまだ貼り紙に使われていたりして、それも嬉しかった。過去は過去でしかないけれど、過去があって今があるんだということを改めて実感した。

DJ イベントをやっていたのも良かった。屋外の普段は何でもない場所に巨大なスピーカーが置いてあって、音もビジュアルも迫力があった。たまたまそこで友達に会ったりもした。またちゃんとしたクラブイベントに行きたいなという気持ちになった。

顔を知っている世代の人はみんな社会という果てしない海に出てしまって、もうあの頃には戻れないけれど、あの頃があったという事実だけはまだこの世界に残っているんだなと思って、嬉しくて、優しくて、今はまだ死ななくても良いかなと思った。今はまだ作ることをやめなくても良いかなと思った。

そこには青い空があった。