これは Raspberry Pi Advent Calendar 2017 19日目の記事です。昨日はMATTENNさんで、「ボクのRaspberry Pi運用まとめ – だらだらまってん」でした。さて、今日はTwitterでリプライが来たら音(物理)で通知してくれる、みたいなのを作ってみたいと思います。
Ejectキット
1年くらい前に、Ejectキットをオープンソースカンファレンス2016 Tokyo/Fall の Ejectコマンドユーザー会のブースで頂きました。ありがとうございます。
で、このEjectキットが家で1年くらい眠っていたので、これを使って工作したいと思います。
材料
キットの中には、
↑ DVDドライブと、
↑ USB⇔IDE 変換アダプターが入っていました。
また、今回、Amazonで、お店の入り口とかに置いてあるチーンって鳴るやつを購入しました。
(映り込みが激しいため、画像の一部にモザイクを掛けています。)
また、固定用の幅45cm × 奥行31cm × 高さ47cmのメタルラックもAmazonで購入しました。
組み立て
弱粘着のガムテープで段ボール箱をメタルラックに貼り付けます。
外れないようにしっかりと固定します。
その上からDVDドライブを括り付けます。
その下に来客用のベルを設置します。
(映り込みが激しいため、画像の一部にモザイクを掛けています。)
ベルを設置するための台座としてアクリル板を用いました。また、高さの調節用に本を何冊か用いました。アクリル板の台座に巻きつけてあるガムテープは、粘着面が外向きになるようになっています。
Ejectコマンド
Raspberry Pi からEjectコマンドを実行してDVDドライブの操作を行います。トレイを開閉するには次のコマンドを使えば良いようです。
eject # トレイを開く eject -t # トレイを閉じる
あるいは、次のように書いても良さがあります。
eject && sleep 2s && eject -t
動画(音あり)
(映り込みが激しいため、映像の一部にモザイクを掛けています。)
注意点
ベルの裏側には一方向におもりが付いており、今回使用したアクリル板の台座が少し傾いていたためか、設置する向きによっては音が出ませんでした。皆様も設置される際はご注意ください。
Future Work
本当はRaspberry Piをサーバーとして運用し、Twitter Streaming APIを経由して、Twitterで通知が来たら音が鳴る! みたいなものを作りたかったのですが、時間がなかったのでここまでになってしまいました。ということで、機会があれば近いうちに続きを作りたいと思います。
明日はringo156さんで、「ESP8266とラズパイ」の予定です。お楽しみに!